傾き
最近部屋の扉の建付けが悪い。
扉を閉じようとすると床に擦ってしまいフローリングにはうっすらと弧が描かれている有様だ。
パッと見明らかに歪んでいるような感じではないのでまあいいかで放置していたのだが、ここにきていよいよ力ずくでも扉が閉まりきらないようになってしまった。
なにぶん古い家なので扉の重みで蝶番が歪んだのか、あるいは枠組みが湿気等の影響で長い時間をかけて曲がってきているのか、素人なりに予想はするものの何も対処はできないためいよいよ工務店に修理を依頼することにした。
近くの工務店を検索し、問い合わせフォームから連絡してみるとすぐに折り返しの電話があり、たまたま都合が合ったためすぐに状況確認に来てくれることとなった。
間もなく職人さんが到着。私が状況を説明すると彼らは扉と蝶番を目視で確認し、「蝶番がネジで調整できそうなのでまずそれをしてみるのと、もし枠や床が曲がっているのであれば扉自体を削って調整するような方法になると思います」とのこと。
話を聞いている限りではおそらく簡単な修理で終わりそうだと内心ホッとし、後日修理をお願いしてその日は終わった。
そして修理当日。職人さんが二人来て早速扉の修理に取り掛かる。作業自体は単純なのか大がかりな道具は無く着々と下準備が進んでいたのだが、一人の手がピタッと止まり、もう一人に何やら耳打ちしている。そして「え?マジ?え?」みたいな雰囲気が流れ、気まずそうに私のほうに目をやる二人。
「何かありましたか?」と恐る恐る尋ねてみると、衝撃の回答が。
「いやー…水平器って道具使って診てたんですけど、蝶番が歪んでるというより、家自体が傾いてますね。」
カイジか?????????????
とりあえず扉削ってもらったら閉まるようにはなったんで、後のことは後で考えます。
最強ダイエット法発見か
お疲れ様です。(ビジネスメール、これから始めるルールもう撤廃しようよ)
最強のダイエット方法って何なんですかね。
いや結局カロリー計算して摂取<消費になるようにするだけってのは分かってるんです。別にそんなバッキバキに体脂肪率1桁!大擂台賽の時の刃牙!みたいな身体になるまでストイックに追い込みたいわけでもないし。
現状維持+αくらいの感じでちょーっと「お?なんか腹周りスッキリしてきた?」的な気持ちを味わえたらそれでいい。
ほんでまぁ食事は暴飲暴食を避けてバランスよく野菜いっぱい食べるくらいの意気込みにするとして、問題は運動。ここ。ここでしょ?皆?なあ?聞こえてる?
あれ?俺一人?
実際アクセス数的に俺一人なのでこのままヤバいジジイみたいに大きい声の独り言続けますけど、運動なんてしんどいんですよ。めっちゃ時間とるし。無理でしょだって仕事終わって家事育児してそのあとで汗だくなって寝るの深夜で次の日仕事とか。土日はそりゃ休みだけど俺のひとりよがりのために奥さんの負担増やすのも忍びないし。
で、効率のいい運動方法は?って思って調べるとよく目にするのが「大きい筋肉を動かして代謝を上げよう!」みたいなことなんですね。大きい筋肉ってのは足と背中らしい。
ほーん、と思って足と背中鍛える方法見たら「スクワットと背筋とか^^」ですって。
聞いてた!!??人の話!!!??!?!?
スクワット何セット背筋何セットつって数えながらコツコツ毎日続けられりゃ皆サスケくんになれるんだって!!!(俺の中でのストイックの最上級がサスケくん)
あーあ、無いんかい結局よ。足と背中同時に楽に引き締める方法はよ。まぁ無理かぁ。
と、そんなこと考えてからしばらくして、こないだ相撲動画見てたんですよ。(バチバチ全巻持ってるので当然の嗜み)したら、見つけました。見つかりました。究極のやつ。
蹲踞です。
蹲踞というのは、「相撲の基本姿勢の一つ。つま先立ちで深く腰をおろし,十分に膝を開き,上体を正しくして重心を安定させた姿勢をいう。」つって、要はまぁしゃがみ姿勢のムズイ版みたいなやつです。(お手持ちのスマホでご検索ください)
これ完璧じゃない?
横綱が蹲踞の姿勢で腕ぐるーっとして身体の前でおててパンッ!(スリスリモミモミ)ってやってる動画見てピーンときて自分でも蹲踞試してみて分かったのが、足も背中も結構意識して引き締めないとバランス崩して倒れちゃうんですよ。
これ動作的にはめっちゃシンプルだから洗濯物たたみながらとか子供の相手しながらとかでもちゃちゃっとできるし足と背中同時に使うし完璧じゃねえか?と思って「蹲踞 トレーニング」で調べたら結構いろいろ出てくるんです。
これは続けるしかねえ。ほんで結果出せたら蹲踞の師範(蹲師)として本出したりして全国の蹲友(そんゆう。蹲踞の友。)と集合写真撮るんだ。
忘れたころに結果報告します。乞うご期待。
テキストサイト
今回はフォントをいじるという趣向(※)でお送りします。
※言葉の使い方間違ってないかなと思って“趣向”の意味を調べたら「物事をおこなったり作ったりする上の、おもしろい工夫(くふう)」ですって。おもしろい工夫て。
昔めっちゃ見てたんです。テキストサイト。真っ黒の背景に白字でダーッと文章、ここぞの場面ででっけえ赤字(か黄色字)でオチつけるアレです。これぞインターネット!ってのを味わいたいので今からそれやります。
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女性にモテない人生を歩んできた。
小学校1年生くらいの時、家族で近所にある緑地公園に遊びに行ったことがある。
そこの名物が高さと幅がそれぞれ5mはあろうかという巨大な滑り台で、かなり人気のスポットだったので常に子供でごった返しており、順番待ちをしなければ滑れないような状態だった。
私もとにかくその滑り台で遊びたかったので律儀に順番待ちをしていたのだが、その時私の前に同い年くらいの女の子が二人いて、友達同士なのだろう、「この滑り台で遊んだら次はどこに行く?」といった内容の会話を交わしていた。
その内の一人が「次はあっち行こうよ!」と振り向きつつ方向を指し示した手の高さが丁度私の顔の位置であり、女の子の指が私の口元にぶつかってしまった。
普通、わざとでないとはいえ人の顔に手をぶつけてしまったら、頭を下げろとまでは言わないにしても「ごめんね」の一言があってもよさそうなものだが、その女の子は私の顔を見て一言、
「うわっ 気持ち悪い」
ひどくない??????
手があたった瞬間、「大丈夫だよ!」と返事をする心の準備をしていたのだが、あまりにも予想外の出来事に何も言葉が出なかった。
この出来事で「もしかして自分は気持ち悪いのか????女の子は皆そう思ってるのか????」という疑念が芽生えたのだが、その数か月後、教室の床に落ちてるメモ用紙を拾ったら男子人気ランキングで、私が堂々の最下位だったので疑念が確信に変わったのだがそれはまた別のお話。
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以上です。
こういうのまたやります。